パインランドデーリィの事業内容
01 生乳生産
大型の最新パーラーを使用し、毎日約870頭の搾乳を効率よく行っています。
牛一頭一頭の個体管理をより正確に行うために、『farmnote』『DC305』というデータ管理のためのICTを導入しています。
それによって手持ちのスマートフォンで牛の個体情報をすぐに確認することができ、適切で素早い対応が可能となります。ICTの導入後は毎日得られる多くのデータを活用し、牛の健康管理やスタッフの業務効率化などに大きく活かしています。
\パインランドデーリィのここがすごい!/
1.「データ化」で生産性の向上
日々更新される「繁殖」「乳量」「疾病」などの個体データは数種類の牛群管理ソフトへと蓄積し、現場作業や会社経営へと活用しています。
<データ活用事例>
・毎月生まれてくる仔牛の頭数をコントロール
・日々の尿量や、飼料づくりに必要な粗飼料
(収穫した牧草のこと)の在庫管理
・繁殖実績や乳量などの変化チェック牧場の成績が悪化せず向上していくよう、感覚頼りの業務にならないよう努めています。
2.研修の実施
月に1回 酪農コンサルタントの方を招いたミーティングを行い、現状把握や課題点、今後の方針などを話し合います。視察や研修を積極的に行うことで、スタッフの更なる成長を図ります。
(実績:北海道内の牧場視察/カナダ研修/乳製品研修/酪農技術セミナー参加 など)
02 後継牛の育成
当社では搾乳牛を市場から買わず、後継牛は自社で育てる「自家育成」に取り組んでいます。
自家育成による安定した増頭によって、毎年10%以上の増産を達成するだけでなく、乳量や脂肪分等の能力の高い後継牛を選抜するなど、着実な規模拡大と収益増加を実現しています。
\ここがすごい!/
自家育成のメリット
1. 外部導入をしないことによる伝染病のリスクの低減
2. 市場価格に左右されない安定した経営
3. ゲノム選抜によって質の高い乳製品を生産
4. 牛を育てる“やりがい”と責任
哺乳ロボット稼働中の様子👀